昔のバイト先のマネージャーの名言「人生は女優よ!」と「私は旅人なの!」
新派遣生活10日目です。
なんだかんだゆるい雰囲気の職場で
ゆるゆるとやってます。
まぁ、日々びっくりすることはありますが
何せ、社長の思考と社風は昭和中期なので。。。
社長などめったに大阪には来ないので、派遣社員にはあんまり被害は無く、
社員さんが現代の人なので助かってます(笑)
さて、今日は昔かわいがってもらっていたバイト先での話。
学生時代、女性しか社員がいないとある小さな個人商店で販売員さんの補佐をするバイトをしていました。
販売員さんが売りやすいように、事務処理をしたり、高額商品を扱う店舗だったのでその商品の保証書を間違いないように用意したり、お客様へお渡ししたり。。。。
結構忙しくて、息つくヒマもないようなお店でした。
でも、販売員(社員)のおばちゃま達が皆さん良い人で、めちゃくちゃかわいがってもらいました。
今でも思い出しては、たまにお店に遊びにいったりしています。
当時私は20代前半。
おばちゃま達は、60代のマネージャーを筆頭に、50代、40代、30代という感じで、
30代のお姉さんとは年が近いせいかいろいろ良くしてもらいました。
というか、みんなに良くしてもらって、幸せなバイト先でした。
社長のおおらかで、優しい人柄のせいもあったと思います。
お店の雰囲気が良かったんです。
で、そこのマネージャー(60代女性・当時お孫さんがすでにいた)が、めちゃくちゃ個性的かつ面白い人で、
女手一つで3人の子ども全員を大学まで出して、さらに一軒家も購入、老後もそこそこ安泰。
というようなパワフルな人だった。
ちょっととぼけた雰囲気だけど、実際はとぼけてなんかいなくて、ちゃ~んとなんでもお見通し。
わざと、とぼけたり、かと思えば周囲に合わせたり、はたまた、スーッとどこかに消えたり。。。。
話も上手でマネージャーにつかまったら、お客さんはほぼ購入なさる。
ひょうひょうとスル~ッと生きてる。
そんな感じの人だった。
そのマネージャーがよく
「人生はね、女優なのよ!女優!!」
と言っていた。
他の販売員さんや、私なんか、腹が立つことがあったり、納得できないことが起こると
機嫌を損ねたり、怒ったり、グチったりして、ぷんすかぷんすかしてるのだが、
マネージャーはそういう時こそ
「私は女優!」
と言って、鼻歌などを歌いながらお尻をプリプリと振りながら機嫌よくお店の中を闊歩していた。
「私だって嫌な人も嫌いな人もいるわよ~!でも人生は女優!女優になりきるのよ!」
今、自分がアラフォーになって、改めて思うのはマネージャーってすごい人だったんだな。。。ってこと。
女手ひとつで、家まで買って、子供も3人育てあげて、お孫さんまでいて・・・・
大変なこともいっぱいあったと思う。
悔しいことも納得できないこともあったかもしれない。
そういうマネージャーが言う
「人生は女優よ!」
は自分自身が機嫌良く生きていく、また、周囲とうまくやっていく極意なんだろうな。。。。
私なんか凡人なのですぐ腹が立つし、顔にもでる。
マネージャーのこの言葉を今でも忘れることは無いのにそれでも不機嫌が顔に出る。
マネージャー・・・・・、ひょうひょうとすっとぼけたような、オチャメなあなたは偉大です(笑)))))
そしてこのマネージャーもう一つ口ぐせがありました。
「人生は旅人!私はエトランゼなの!」
今ならわかる。
人生は同じ場所にはとどまっていることがない旅のようなもの。
毎日同じ会社に出勤し、同じ仕事をしているように思っていても
実際には同じ日は無い。
明日はなにがおこるかわからない。
明日ステキな出会いがあるかもしれないし、明日、宝くじが当たるかもしれない(笑)))))
人生は長い旅をしているようなもので
自分が思い目指すものを求めて旅を続けてる。
そして旅が終わる時、棺桶に入る。
なにが起こるかわからない人生。
こうあるべきだ!と一般的ではなくったって、
旅だと思えば少し気が楽になるのかもしれない。
派遣社員なんか、まさに「人生は旅人」を地で行ってる気がする。
一つの職場で馴染んだころ、お別れがやってきて、
それは自分の意思に関係なくお別れがやってくる場合もあり、
いかなる事情であれ、また次の派遣先に行く。。。。
また次へ、また次へ。。。
どんどん派遣先を変わっていく。。。。
旅をするように次の目的地へ出発するような、そんな気分。
若い時には結婚していたことのあるマネージャー、
どういう理由か知る由もないけれど、その後販売員をしながら
女手ひとつでちゃんと生計を立て、60代になったマネージャー。
毎日明るくて、すっとぼけたことばかり言って、おどけてるけれど、
彼女が発する言葉には、いろいろ重みがあったんだね。。。。
マネージャーは、お店を定年退職すべき年齢をはるかに超すまでお店に立ち、
70代くらいで勇退された。
今もものすごくパワフルで元気に過ごしてらっしゃるという話を
お店の仲良しのお姉さんから聞いた。
マネージャー、会いたいな~。
三途の川を渡ってしまう前に(笑)))))
(なんでも言える間柄なのでこれくらいの冗談はご挨拶程度です)
「人生は女優よ。」
「人生は旅人。」
いつも頭に残って離れない言葉です。

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ゆるゆるとやってます。
まぁ、日々びっくりすることはありますが
何せ、社長の思考と社風は昭和中期なので。。。
社長などめったに大阪には来ないので、派遣社員にはあんまり被害は無く、
社員さんが現代の人なので助かってます(笑)
さて、今日は昔かわいがってもらっていたバイト先での話。
学生時代、女性しか社員がいないとある小さな個人商店で販売員さんの補佐をするバイトをしていました。
販売員さんが売りやすいように、事務処理をしたり、高額商品を扱う店舗だったのでその商品の保証書を間違いないように用意したり、お客様へお渡ししたり。。。。
結構忙しくて、息つくヒマもないようなお店でした。
でも、販売員(社員)のおばちゃま達が皆さん良い人で、めちゃくちゃかわいがってもらいました。
今でも思い出しては、たまにお店に遊びにいったりしています。
当時私は20代前半。
おばちゃま達は、60代のマネージャーを筆頭に、50代、40代、30代という感じで、
30代のお姉さんとは年が近いせいかいろいろ良くしてもらいました。
というか、みんなに良くしてもらって、幸せなバイト先でした。
社長のおおらかで、優しい人柄のせいもあったと思います。
お店の雰囲気が良かったんです。
で、そこのマネージャー(60代女性・当時お孫さんがすでにいた)が、めちゃくちゃ個性的かつ面白い人で、
女手一つで3人の子ども全員を大学まで出して、さらに一軒家も購入、老後もそこそこ安泰。
というようなパワフルな人だった。
ちょっととぼけた雰囲気だけど、実際はとぼけてなんかいなくて、ちゃ~んとなんでもお見通し。
わざと、とぼけたり、かと思えば周囲に合わせたり、はたまた、スーッとどこかに消えたり。。。。
話も上手でマネージャーにつかまったら、お客さんはほぼ購入なさる。
ひょうひょうとスル~ッと生きてる。
そんな感じの人だった。
そのマネージャーがよく
「人生はね、女優なのよ!女優!!」
と言っていた。
他の販売員さんや、私なんか、腹が立つことがあったり、納得できないことが起こると
機嫌を損ねたり、怒ったり、グチったりして、ぷんすかぷんすかしてるのだが、
マネージャーはそういう時こそ
「私は女優!」
と言って、鼻歌などを歌いながらお尻をプリプリと振りながら機嫌よくお店の中を闊歩していた。
「私だって嫌な人も嫌いな人もいるわよ~!でも人生は女優!女優になりきるのよ!」
今、自分がアラフォーになって、改めて思うのはマネージャーってすごい人だったんだな。。。ってこと。
女手ひとつで、家まで買って、子供も3人育てあげて、お孫さんまでいて・・・・
大変なこともいっぱいあったと思う。
悔しいことも納得できないこともあったかもしれない。
そういうマネージャーが言う
「人生は女優よ!」
は自分自身が機嫌良く生きていく、また、周囲とうまくやっていく極意なんだろうな。。。。
私なんか凡人なのですぐ腹が立つし、顔にもでる。
マネージャーのこの言葉を今でも忘れることは無いのにそれでも不機嫌が顔に出る。
マネージャー・・・・・、ひょうひょうとすっとぼけたような、オチャメなあなたは偉大です(笑)))))
そしてこのマネージャーもう一つ口ぐせがありました。
「人生は旅人!私はエトランゼなの!」
今ならわかる。
人生は同じ場所にはとどまっていることがない旅のようなもの。
毎日同じ会社に出勤し、同じ仕事をしているように思っていても
実際には同じ日は無い。
明日はなにがおこるかわからない。
明日ステキな出会いがあるかもしれないし、明日、宝くじが当たるかもしれない(笑)))))
人生は長い旅をしているようなもので
自分が思い目指すものを求めて旅を続けてる。
そして旅が終わる時、棺桶に入る。
なにが起こるかわからない人生。
こうあるべきだ!と一般的ではなくったって、
旅だと思えば少し気が楽になるのかもしれない。
派遣社員なんか、まさに「人生は旅人」を地で行ってる気がする。
一つの職場で馴染んだころ、お別れがやってきて、
それは自分の意思に関係なくお別れがやってくる場合もあり、
いかなる事情であれ、また次の派遣先に行く。。。。
また次へ、また次へ。。。
どんどん派遣先を変わっていく。。。。
旅をするように次の目的地へ出発するような、そんな気分。
若い時には結婚していたことのあるマネージャー、
どういう理由か知る由もないけれど、その後販売員をしながら
女手ひとつでちゃんと生計を立て、60代になったマネージャー。
毎日明るくて、すっとぼけたことばかり言って、おどけてるけれど、
彼女が発する言葉には、いろいろ重みがあったんだね。。。。
マネージャーは、お店を定年退職すべき年齢をはるかに超すまでお店に立ち、
70代くらいで勇退された。
今もものすごくパワフルで元気に過ごしてらっしゃるという話を
お店の仲良しのお姉さんから聞いた。
マネージャー、会いたいな~。
三途の川を渡ってしまう前に(笑)))))
(なんでも言える間柄なのでこれくらいの冗談はご挨拶程度です)
「人生は女優よ。」
「人生は旅人。」
いつも頭に残って離れない言葉です。

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